イエメンはイスラエル南部港にどのような損害を与えたか?
6月 07, 2025 17:29 Asia/Tokyo
-
イスラエル占領地のエイラート港
イスラエル誌「マーカー」が、イスラエル占領地にあるエイラート港がイエメンから受けた被害の規模を明らかにしました。
【ParsToday西アジア】同誌は6日付の記事で、イエメンによる紅海封鎖の結果、2024年のエイラート港の収入が80%減少したと報じました。
それによると、エイラート港の2023年の収入は2億1200万シェケル(約6071万2800ドル)だったのが、2024年には4200万シェケル(約1202万8000ドル)にまで落ち込んだということです。
また、2025年初頭から5月中旬までにエイラート港に入港した船舶はわずか6隻、過去1年間でも16隻にとどまっており、港湾職員21人が無給休暇を余儀なくされているということです。
イスラエル政府は8日の閣議で、エイラート港の損害について320万シェケル(約91万6419ドル)の条件付き補償法案を閣議決定しました。
イスラエル船舶は現在、紅海で予想されるイエメンからの攻撃を避けるために、アフリカ大陸を迂回して地中海へ回り、アシュドットおよびハイファの2つの港への寄港を余儀なくされています。
イエメンはガザの被抑圧民を支援するため、イスラエル占領地域を繰り返し攻撃し、「ガザへの攻撃が続く限り、占領地を攻撃する」としています。
タグ