米国がイラン核施設を攻撃/イラン原子力庁:「核産業発展の道は停止されない」
(last modified Sun, 22 Jun 2025 06:02:30 GMT )
6月 22, 2025 15:02 Asia/Tokyo
  • 米国がイラン核施設を攻撃/イラン原子力庁:「核産業発展の道は停止されない」
    米国がイラン核施設を攻撃/イラン原子力庁:「核産業発展の道は停止されない」

イラン・イスラム共和国原子力庁が、同国の核施設に対する米国の残忍な攻撃を受けて声明を発表し、「原子力産業の発展の道は停止されない」と強調しました。

ドナルド・トランプ米大統領は22日日曜朝、SNSへのメッセージにてイランの核施設に対する攻撃を発表しました。

【ParsTodayイラン】イラン原子力庁は同国内の核施設がアメリカの攻撃を受けた後、「敵の邪悪な陰謀にもかかわらず、数千人の革命的で意欲的な科学者や専門家の努力により、我々は核の殉教者たちの血によって生み出されたこの国家産業の発展を阻止することは決して許さない」と表明しています。

イラン原子力庁は米国によるイランの核施設への攻撃を受けて、以下の声明を発表しました;

「ここ数日にわたるシオニストの敵による残忍な攻撃に続き22日日曜早朝、我が国のテヘラン南部ゴム州フォルドゥ、中部ナタンズ及びイスファハーンにある我が国の核施設が、イスラム教国たるイランにとっての敵による攻撃を受けた。これは国際法、特にNPT核兵器不拡散条約に違反する蛮行である。

この行為は国際法に反するものであり、誠に遺憾ながらIAEA国際原子力機関の無関心、さらには同調によって実行された。

敵たるアメリカはサイバー空間を通じて、保障措置協定とNPT条約に基づきIAEAの継続的な監視下にある上記の施設への攻撃したとする声明を発表している。

国際社会に対しては、弱肉強食の原理に基づく無法行為を非難し、正当な権利享受に関してイランに同調することが期待される。

イラン原子力庁は、敵の邪悪な陰謀にもかかわらず、意欲と革命精神にあふれる数千人もの科学者と専門家の努力により、核の殉教者の血の成果である我が国の産業の発展の道が止められることを許さないことを、偉大なるイラン国民に対し保証する次第である。

当庁は高貴なるイラン国民の権利を守るべく、法的措置を含む必要な措置を課題に掲げている」

 

 


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